メニュー

肝臓がん

肝臓がんとは、肝臓に発生するがんのことです。
1年間で約4万人の方が新たに発症すると言われています。
5年生存率は約40%とほかのがんと比べて低い傾向にあります。

肝臓がんには"原発性肝細胞がん"と"転移性肝がん"があります。

肝細胞がん

主な発生原因は、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスに感染し、長期間にわたって慢性的な炎症や細胞の再生を繰り返すことで遺伝子の突然変異が起こりされ、がん細胞が発生する言われています。
一方、近年は、アルコールやメタボリックシンドロームによる脂肪肝が肝臓がんを引き起こしている可能性が示唆されています。
また、喫煙や食生活、糖尿病などの基礎疾患が発症に関与していると考えられます。

転移性肝がん

肝臓は血流が豊富な臓器であるため、ほかの臓器に発生したがんが転移しやすい臓器でもあります。
このように他臓器から転移することで肝臓に発生するがんのことを転移性肝臓がんと呼びます。
大腸からの転移の場合は手術により切除が可能な場合もあります。

肝臓がんは、発症しても早期段階ではほとんど症状が現れません。
また、進行しても無症状な場合があり、病気に気が付かない方もいます。
健康診断などで肝機能障害が指摘された場合には、腹部超音波検査や腹部CT検査などの精査をお勧めします。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME