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CT検査

CT(コンピュータ断層撮影)とは、人体に多数の方向からX線を照射して、臓器の形態的な異常を見つける検査です。X線を360度全方向から照射することで、人体を輪切りにした画像が得られます。

それを重ね合わせることによって、立体的な画像も作ることもできます。当院では先進のCT(16列マルチスライスCT)を導入しています。約10秒程度、呼吸を止めて撮影する簡単な検査で、痛みは全くありません

当院では、診察当日に院長が撮影、読影を行うため、緊急を要する疾患に対しても、より迅速かつ正確に診断が可能です。

通常のクリニックではCTは完備されておらず、当院ではより正確な診断と適切な治療を皆様にご提供できます。

頭部CT

頭部CTでは、脳の先天性の病気(水頭症など)の診断、外傷による頭蓋内の血腫の大きさや場所、脳腫瘍の大きさや場所、種類、良性か悪性か、脳血管障害(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血など)の場所や障害範囲などを迅速に診断することが可能です。

胸部CT

胸部CTでは、肺がん、肺気腫、肺結核、気管支拡張症、気胸、胸部大動脈瘤、などの病変の診断が可能です。

心臓の裏側の部分・腹部に近い横隔膜の裏側・その他の臓器などに重なり合わず立体的に見ることができるため、胸部レントゲン検査では観察しにくい部位に発生した肺がんや、非常に小さな肺がんの診断に役立ちます。胸部レントゲンに比べて、肺がんの発見率は約6倍程度あると報告されています。

また、胸部CTは、肺炎の診断に適しています。とくに、高齢者の肺炎では、発熱やせき、たんなどの症状があまりみられず、肺炎と気づかないうちに重症化する危険性がありますので、早期に検査を施行し診断することが重要です。

腹部CT

腹部CTでは、腹部にある臓器、主に肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓などを観察します。肝臓がん、胆道がん、膵臓がんなどのそれぞれの臓器の悪性腫瘍の有無や進行度、腹部リンパ節への転移の有無などが分かります。

また、急激な腹痛、下痢や嘔吐などが伴う急性腹症が起きた際に、腹部CTはとても有用な検査で、急性虫垂炎、大腸憩室炎、消化管穿孔、胆嚢結石症、急性胆嚢炎、急性膵炎、黄疸、尿路結石、解離性大動脈瘤、腹腔内膿瘍などの緊急を要する疾患も診断が可能です。

腹部CT 検査では、腹腔内のガスや脂肪の影響を受けないため腹部超音波検査より診断に役立つ情報が得られます。

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