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脂肪肝

脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓内に蓄積した状態です。
男性の約30~40%、女性の約20%の方が脂肪肝であると言われています。
脂肪肝は無症状のまま経過し、健康診断などで初めて指摘されるがほとんどです。
脂肪肝を放置すると、肝炎から肝硬変、肝がんなどへと進行することもあります。
このことから脂肪肝は重篤な病気の前段階の状態といえます。

脂肪肝は生活習慣と関連して発症することが多いです。
肝硬変などに進行していない段階であれば、アルコールの飲み過ぎを控え、体重管理、運動療法などの生活習慣を改善することで肝臓の状態が改善することも充分期待できます。

脂肪肝には、アルコールを摂取していないのに生じるものがあり、非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)といいます。
NAFLDの発症にはメタボリックシンドロームとの関連性などが指摘されています。
NAFLDはさらに、進行しない非アルコール性脂肪肝(NAFL)と進行する非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)があります。
80~90%は非アルコール性脂肪肝であり、それ以上進行しないことが一般的です。
一方、残りの10〜20%は非アルコール性脂肪性肝炎であり、徐々に進行し脂肪肝炎や肝硬変などに発展することがあります。

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