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日帰り大腸ポリープ切除

当院では大腸ポリープを切除できる高度な医療環境が整備されています。また、すべての内視鏡検査は内視鏡専門医である院長が施行するため、検査中にポリープを認めた場合には、同日に日帰りでポリープを切除することが可能です。日帰り大腸ポリープ切除は、検査と治療を同日に行うために早期治療を可能にするだけでなく、患者さんの身体的・時間的・経済的な負担を軽減します。

大腸ポリープの切除方法

ポリープの大きさや形、病理組織の違いによって最も適切な切除方法を選択し、施行いたします。

コールドポリペクトミー

大きさが10mm未満の小さなポリープに対しては、コールドポリペクトミーを施行します。
高周波電流のような熱を加えずにスネアという輪をかけて切除(生切り)します。

EMR

10mm以上のポリープは、EMRを施行します。
遺残や出血、穿孔などの危険性が高くなるため、生理食塩水を粘膜下に注入して病変を浮かせたのちに高周波電流を流して切除します。さらに出血予防のため医療用クリップにて閉鎖します。

ポリペクトミー(留置スネア)

サイズの大きい有茎性のポリープは、ポリープの茎を留置スネアという紐でしばって出血を防止したのち、高周波電流を流して切除(ポリペクトミー)します。さらに出血予防のため医療用クリップにて閉鎖します。


切除したポリープは回収して組織検査に提出し、良性・悪性の判断を行います。結果が判明するまでに約14日程度かかります。また切除後も定期的な大腸内視鏡検査が必要です。

大きい病変などで当院での切除が難しい場合、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が必要と判断した場合には、入院も可能な高次医療機関に紹介します。

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